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安来節、尼子氏の月山富田城跡、足立美術館など
歴史、文化、自然が調和した町!
月山富田城跡
月山の一帯にあり、山陰・山陽十一州を手中に収めた尼子氏歴代が本城とし山陰・山陽制覇の拠点とした月山富田城は、その規模と難攻不落の城として、戦国時代屈指の要害でした。また艱難(かんなん)辛苦に耐える悲運の武将・山中鹿介の出た城として有名です。 この城を築いたのは、保元・平治のころ(1156〜1159)、平家の大将悪七兵衛平景清であると伝えられていますが、その他に佐々木高綱や同義清などの諸説がありいずれも明らかではありません。しかし築城は長寛から文治年間(1163〜1189)の頃と推定されています。
足立美術館
横山大観を中心とした近代から現代の日本画の名作約1500点を収蔵。5万坪の日本庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、14年連続日本一に選ばれました。
■庭園 枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭など、50,000坪の広大な日本庭園は四季折々の美しい佇まいを見せてくれます。この日本庭園は、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の庭園ランキングで14年連続日本一(2003〜2016)に選ばれ、海外でも高い評価を得ています。
■名画 横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、富岡鉄斎、榊原紫峰、上村松園等々、近代日本画壇の巨匠達の作品約1,500点を収蔵し、特に、約120点を数える横山大観コレクションは有名で、年4回展示替えを行い、四季ごとに特別展を開催しています。
■陶芸 陶芸館には安来が生んだ陶芸家「河井寛次郎」、稀代の料理人で陶芸家としても知られる「北大路魯山人」の作品や、魯山人の料理の世界をイメージした料亭風の展示などもご覧いただけます。
加納美術館
人間国宝5人の備前焼をはじめ、地元出身作家の作品を数多く展示しています。 加納美術館は、故加納溥基(ひろき)氏により郷里の発展を願って、生涯学習・文化活動の拠点となるよう建設されたものです。 設立の動機は、溥基の父であり、画家であった加納莞蕾(かんらい)の作品が、戸棚の奥から多数見つかったことに始まります。莞蕾は、油彩が本職で独立美術展の会友でありましたが、晩年は墨彩画や書を中心に活動していました。 莞蕾の作品のほか郷土出身の彫刻家西田明史と細田育宏の作品を併せて展示しています。
安来節演芸館
「どじょうすくい」で親しまれる民謡・安来節が毎日堪能できる安来節の殿堂。桟敷席をイメージしたホールでは、生の安来節(唄と踊り)をお楽しみいただけます。安来節保存会本部道場の指導による各種教室も開かれていて、定期公演後には約10分の「ちょこっと体験コーナー」もあります。また、安来のどじょうを使った料理が楽しめるお食事処や特産品を扱うお土産処もあります。 「安来節」の起源は、徳川中期。大正から昭和にかけて、全国的に知られる民謡として花開きました。風光明媚な安来地方の環境と素朴な人間味あふれる風情の中で培われた「安来節」は、唄のほかにも「どじょうすくい男踊り」「女踊り」「銭太鼓」などの演芸も有名で、中でも「どじょうすくい男踊り」は、そのユーモラスな顔や動作から全国的に大人気を博しています。
安来市立歴史資料館
戦国時代から近世初頭にかけて出雲国の政治・文化の中心であった月山富田城跡に隣接して立っています。 安来市の古代から近世にかけての歴史を、「いにしえの安来」「富田城と乱世」「新しい社会へ」の大きく3つに分け、分かりやすく展示しています。そのほか富田城の城主だった尼子・毛利・堀尾3氏の遺物や、1666年の富田川の氾濫で水没した富田城下町の遺構・富田川河床遺跡からの出土品など、安来市の歴史や文化を総合的に紹介しています。
広瀬絣センター
月山富田城の麓に位置する広瀬絣センター。広瀬絣伝習所、物産コーナー、喫茶室で構成され、広瀬絣の伝統を知ることができます。
■広瀬絣伝習所 県内外の人達にも門戸を開いて伝習を受けることが出来、作業工程を自分の目で確かめるには絶好の場所です。
■藍染体験 40cm四方のハンカチに思い思いの模様を思い浮かべながら輪ゴムで縛り、藍に染めてゆく「藍染体験」ができます。料金:800円〜(要予約)
■物産コーナー 広瀬町の伝統工芸品、他特産品を一堂に集めて展示してあるので進物、土産を選ぶのにも便利です。
金屋子神話民族館
製鉄や鍛冶の神様を記した金屋子神話。中国地方の産業の歴史を物語る、その偉大な神「金屋子さん」をテーマに、原始時代と呼ばれる大昔から現代に至るまで、どのようにしてこの地域に住み、長い歴史の歩み、村の祭りや行事を通じて、集落の繁栄や安全をどのように願ってきたのかを知ることができます。 金屋子神話民俗館では、5つのコーナーで、神話とその民俗を映像などを使って紹介しています。